現在の柔道は、国際化・競技化・スポーツ化が進み、競技成績や勝敗に注目されていますが、21世紀を迎えた今こそ、嘉納師範が提唱された柔道の原点に立ち返り、人間教育を重視した事業を進めていかなくてはなりません。
「柔道ルネッサンス」は、講道館・全柔連が取り組まれている事業であります。
湖西市体育協会柔道部も 夢・友情・敬愛・挑戦 を指導の柱として、組織的な人づくり、ボランティア活動を行っていきます。
【心を磨こう!】
柔道は格闘技だから、強くならなければいけません。
しかし、強いだけでは嘉納先生の柔道の目的の半分も達成できません。
何が足らないのでしょうか?
「心」です。心も鍛えて、磨かなければなりません。
具体的には、近くで弱い者いじめをしている子がいたらやめろよ!といえる勇気ある心。
乗り物でお年寄りや、体の不自由な方に席をゆずれるいたわりのある優しい心。
公園や会場で食べた物のゴミを散らかすのでなく、きれいに、むしろ来たときよりも美しくできる清潔な心。
そんな心を柔道を通して育てたいものです。
みなさん柔道の稽古に励み、ますます強くなってください。
柔道ルネッサンス委員会スピーチ(抜粋)